(2) 『3びきのくま』
- 作者: トルストイ,バスネツォフ,おがさわらとよき
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1962/05/01
- メディア: 大型本
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この絵本は次女の一番のお気に入りでした。どの子にもお気に入りがあると思うんだけど、子供ってどうして同じ本ばかり読んでも飽きないんでしょうね。本だけじゃなく、お気に入りのアニメも飽きもせず何度も何度も見ていますよね。我が家は夜寝る前の時間を絵本タイムにしていたんですが、これも読んでる私が「またこれ〜!?」と思うくらい、何度もリクエストされました。
このお話は昔から有名なので、知らない人はいないんじゃないかしら?なのにこれがあのトルストイの作だとは、この絵本を見るまで知りませんでした。この3びきのくまたちみんな、名前があるのをご存知ですか?私は“おとうさんぐま”“おかあさんぐま”そして“男の子のくま”とだけ記憶してたんですけど、ちゃ〜んと名前があるんです。
おとうさんはミハイル・イワノビッチ。おかあさんはナスターシャ・ペトローブナ。そして子熊の名前はミシュートカです。とってもロシアらしいでしょ?次女がこの絵本を大好きだったのは、何といっても繰り返しのおもしろさ。3びきの名前と一緒に、同じセリフが何度も繰り返されます。3びきの声をそれぞれ少し変えて、繰り返しのセリフを読むと次女は毎回大笑い。
絵本の活字も、ミハイルのセリフは大きな字で、ナスターシャは中くらいの字で、ミシュートカは小さな字で書いてあるのも楽しく、魅力的な絵も大好きです。