懐かしい〜〜



写真の整理をしていたら、こんな写真が出てきたよ〜。
これは初めての妊娠を、社宅のみんながお祝いしてくれた時の横断幕で、何ともこっ恥ずかしい記念の1枚。
今見ると、懐かしい〜。
私にとって、初めての社宅。子供のいないのは我が家だけだったので、特にみなさん喜んでくれて、お祝いしてくださった。


きっと間違いないだろうなと確信して、数日後に病院へ行こうと決めていたんだけど、ある朝、お腹に激痛が。これはいけないと思って、お隣で仲良くしていただいてる先輩ママに急いで電話をかけた。「それは大変!ちょっと待ってて。そこの総合病院の先生に詳しい人がいるから、聞いてみるね」と言われ、待っているとすぐ折り返し電話が。
「水曜日の先生が一番評判がいい優秀な先生だって。今日は丁度水曜日だから、行ってきた方がいいよ。一緒に行こうか?」と言ってくれた。
その頃、もう痛みは治まっていたので、お断りして1人で急遽病院へ。結局異常はなく、予定よりも早く初めての妊娠を知ることとなった。
お隣さんは、とても心配してくださってたので、一番にご報告。そしてしばらくしたら、玄関でチャイムが鳴るので出てみると、「おめでとう!これからは体に気をつけてね」といちごの可愛いホールケーキとピンクのバラの花束をくださった。なんかもうすご〜く嬉しくて、すご〜く感激。それからも、みんなでお祝いしてくださったり、ほんとに暖かい社宅だった。
この数ヶ月後、里帰り出産したんだけど、その時も「出産頑張れ会」なるものを開いてくださり、またもや横断幕を書いてくれた(笑)。
横断幕っていう、形から入るところが妙に可笑しい。
初めての社宅ということで、最初は心配だった。だってドラマとかでは、怖〜い上司の奥さんが仕切ってたり、仲良くしないとイジメられたりするじゃない?
ところが住んでみたら全然違ってて、親元を離れて初めての子育てをするのに、周りは子育ての先輩ばかりだし、本当に助かった。

その後出産で入院している時も、最初のマンションでの友達始め、いろんな人が会いに来てくださって、心から嬉しくてありがたいなぁと実感。
この一連の出来事は、自分がしてもらって本当に嬉しかったことは、同じ方にはお返しできなくても、同じような立場になった人たちにお返ししていこうとしみじみ思った出来事。自分自身を大きく変えた出来事だった。今でも思い出すと涙がこぼれるくらい嬉しかったよ。みなさん、本当にありがとう。


少し前に塚本くんが、年上の人といるのが好き。先輩から自分がしてもらったことは後輩にしてあげてって言われるけど、自分には無理…みたいな話をしているのを雑誌で読んだ記憶があるんだけど、違ったかなぁ。
できたら、後輩にもしてあげてほしいなぁと私も思ったよ。余計なお世話ですけど。でも年を重ねると、そういう考えも変わっていくよね、きっと。