『ALWAYS 続・三丁目の夕日』


実はpart1をこの期に及んでちゃんと見てなかった私。続編を観に行くまでに見なくっちゃ!と思ってはいたものの、ちっとも見れず。
昨日の夜、前に録画したのをやっと見始めたんだけど、途中すっごく眠くなっちゃってそのまま熟睡。
そして今朝。忙しい中続きを見ました。最初は洗濯したりバタバタしてたんだけど、そのうち家事を忘れてかぶりつき。
ダーダー泣きながら見ましたとも!なんていい映画なの!(今更かい)


そんな感動冷めやらぬ中、泣く気満々で続編を観に行ったわけです。
本編が始まる前の「マリと子犬の物語」(中越地震で仕方なく置き去りにされた母犬と子犬の物語)の予告で、すでに涙(おぃおぃ)。
そして本編は・・・。


素直に感動しました。こういう人情あふれる物語はやっぱりいいですよねぇ。人の優しさが心にしみる。そして心が温かくなる。
特に子供たちのエピソードは泣けちゃうよ〜。
また薬師丸さん演じるお母さんが、本当にいい人なんだもん。まさに日本の優しいお母さん!っていうね。自分の子も従業員の六ちゃんも、預かった子供たちも、分け隔てなく接することができるなんて、なかなか出来ないよ。あんな人が近くにいたら、たとえよその子だって、絶対心の優しい子に育つに決まってる。
茶川さんの吉岡くん、本当に風采の上がらないというか、甲斐性なしというか、うだつの上がらないというか(みんな同じか)、そんな吹けば飛ぶような雰囲気が上手だよねぇ。
鈴木オートの社長も六ちゃんも、一平も淳之介もたばこ屋のばぁちゃんも、もうみんなみんな愛すべき人たち。
今回は新しいメンバーも加わったけど、それもよかったなぁ。


舞台はまだ私さえも生まれてない頃だけど、ところどころ子供の頃に見た風景で懐かしい。市電もあったし、台所の感じとか。
こうして見ると、まさに高度成長期。この後世の中が一気に変化した時代だったんだなぁ(しみじみ)。
今回はあんまり泣かなくていいかも・・・と思いながら見てたんだけど、いやいや何が何が。
ラストに近づくに連れて泣ける泣ける。いいねぇ、やっぱり。
納まるところにすべて納まって、そしてそれが一番の納まりどころ。
前作同様、笑って泣けて、観た後幸せな気持ちになる映画でした。


うんうん、世の中お金じゃ買えないものがあるんだよね!
給食費、払えるのに払わない人たちが観ればいいのに(ぼそっ)。