『罪とか罰とか』


メリケンサックを先に観に行くはずだったんだけど、なんかあまり楽しめそうもない予感がしてやめちゃいました。
観に行った長女の感想は「おもしろかったよ〜」だったけど、彼女もキャッツのDVD*1をBOXで買っちゃうようなコなので、この感想は一般的ではないと思うし(どーゆー意味だ)、私はともかく、一緒に行くつもりの友人はダメかも…とか思っちゃって。
かといって1人で観に行くほどでもなかったので、結局DVD待ち。


そして「罪とか罰とか」もちょびっと「大丈夫か?」(私的に)という思いが頭をかすめたんだけど、こちらは予定通り友人と長女と一緒に観て来ました。
感想と言うほどのものではないんですが…。



時効警察以来、ケラさん*2に興味津々なのです。
この作品もいつも通りのナンセンスさは炸裂してたけど、かなりブラックだったなぁ。
途中ちょっとつまんなくなったり、引いてしまったりしながらも、かなり笑いました。ラスト近くでは、なんかもう笑えて笑えて。よく深夜過ぎると何もかもが可笑しくなってくる、あの感じの笑いだったけど。


でもこれはおもしろいと思える人と、全くダメな人にキッパリと分かれる映画ですねぇ。ぜひおすすめします!とは言いがたいっす。
とにかく出て来る人がみんな胡散臭いというか変すぎる。中でも助手席の女、麻生さんはほんと変だった…。


えーたの弟、絢斗くんがえーたそっくりだったのに、なぜか観てる間ずーっと「証明終了」の蒼くんだと思ってた。
璃子ちゃんは相変わらず大人っぽかった。売れないアイドル役なんだけど、どー見ても売れてる友達より可愛くて、不条理を描いているとは思いつつ、それでも「そんなわけないだろ」と心の中で突っ込んじゃいました。
奥菜(恵)さんはこういうちょっとキレキャラが上手いよねぇ。


でも一番好きだったのは犬山さん。あと池谷(のぶえ)さんもチラッと出ただけなのにすごい存在感でしたわ。




それにしてもアイドルがよくやってる「1日警察署長」の裏側が、まさかこんなことになっていたとはねぇ…(大違)。