東野圭吾ドラマSP『探偵倶楽部』


やっと見ました。
うーん…タニショーはともかく、こずえ役の松下さんがなぁ…。悪くはないけどキャラのイメージじゃなかった。
ていうか、二人ともあんまり魅力的に描かれてなくて残念。もったいないわ。

以下ネタバレしてます。



肝心のミステリーはまぁこんなものかなぁ?(何様)
しかし、短時間でどうやって1人で窓から死体を運び出したんだろうね。しかもあの大雨の中。いくらカッパ着てたってずぶぬれじゃん?
その前に死体を吊り下げるだけで大変だよねぇーって、今さらそんなことは言いっこなしですか。そうですか。

最後に、秘書が副社長になった展開にも驚いたけど、証拠捏造疑惑でまもなく警察が到着するっていうセリフにも「?」。捏造っていっても、警察官や検察官じゃないんだから、そこまで重い罪ではないんじゃないかしら?
長女涼子も秘書に向かって、「あなただけは絶対許さない」って言ってたけど、いやいや、若い家政婦と浮気してるわ、会社のお金は横領してるわ、社長にばれたら殺しちゃうわ、どう考えても一番許せないのは自分の夫じゃないのかね。

この辺がなんか腑に落ちなかったので、買ったきり未読のままだった*1原作本(連作短編「偽装の夜」)の結末だけ確認してみたら、新社長就任披露パーティーのくだりはありませんでした。
原作のままの方がよかったのになぁ。
それにしても2度のパーティーでのあのダンス…。
一番の謎でした。

*1:8年も前に買ってました。そのときは「依頼人の娘」というタイトルだった