マドンナ・ヴェルデ
テーマがテーマなので、かなり消極的に挑みました(?)が、思ったよりおもしろかった。
代理母…今現在日本の法律では認められていないけど、これだけ不妊少子化が問題になってくると、認められる日もそう遠くはないのだろうか。
そうはいっても倫理的な問題の他にも、産む道具とされないかという人権問題、そこへビジネスが絡んできたり、強要されるというような犯罪も生まれてくるかもしれない。いくら出産が昔に比べて安全になったといっても、出産におけるリスクは今もかなり高いし。
そして何といっても生まれてくる子本人がその境遇を知ったとき、理解して受け入れることができるのだろうか。
ましてや認められていない今、戸籍の問題に始まって、子供が背負わされるものがあまりにも大きいよね。
でも一方で、技術があるんだからそこに望みをかけたいという切なる思いも理解できる。
ただこのドラマでの娘の理恵の思いは、いくら産婦人科の医師だとしてもなんか利己的というか、そういういろんな意味で危険なことを実の母親にお願いできるものなのかなぁって思っちゃった。

印象に残ったのは、娘の子供を産もうと決心したみどりさんの「母親っていうものはね、愚かなものなの」っていうセリフ。


私も愚かな母親だけど、娘からどんなに懇願されようと、これは絶対引き受けないなぁ。



名前をなくした女神】#2
始まる前は「見たら毎週ストレス溜まりそう」と思ってたんだけど、意外や意外、結構楽しんで見てる自分に驚き!「泣かないと〜」の時はイッライラしながら、最終回だけのためにひたすら我慢して(しなくてもいい)見てたのに、今回は今のところそんなにイライラすることもなく。とりあえず雅美の自殺が未遂に終わってよかった。でもせっかく仲良くなった子供たちがお別れなんてね。

チャイルドスクールで夫の学歴を、まさかの東大卒って書いちゃう真央。なんて大胆なんだ。それを1人真に受けちゃう侑子の空気の読めなさには「んー」って感じだけど、グループで1人だけチャイルドスクールに通わない真央親娘って、だんだん疎遠にならないのかな?ま、子役オーディションていう新たな野望を見つけたからいいのか。
そして黒いファイルの作成者。意外とあっさりわかっちゃいましたね。ちひろだったんだー。結城先生、疑ってごめん。でもこの人ちょっと粘着質そうで怖い。
でもさーあんなファイルが届いたら、ふつうザッと目を通しちゃわない?もちろん鵜呑みになんてしないけど。
卑劣な痴漢男ちひろのダンナ、毎日お財布チェックしてるくせにお洋服なんかは買ってくれるの?幼稚園の送り迎えするだけなのに、いつもオシャレだよね。もしかしてすごく世間体を気にするのかな。それにしては妻を締め出してたよね。そんなことしたら近所の人に目撃されそうなのに。


侑子以外、みんなそれぞれ家庭で問題を抱えているみたい。まずは真央の悪意が侑子に向いちゃった。でも親のトラブルに巻き込まれる子供がかわいそうだわ。
それにしても相変わらず子役がみんな上手よねぇ。びっくり!