みをつくし料理帖


録画してたんだけど、誰が見るともなくテレビで流れてたので、結局ながら視聴。
おもしろかったら後でじっくり見ようと思ってたんだけど…うーん、微妙。


原作は人気時代小説ですね。
幸か不幸か未読なので特別な思い入れもなく、ドラマとして気楽に見ました(ながらで)。


全くお客さんが来なくなったと思ったら、評判になったとたん押し寄せたり。そしてまた誰も来なくなったりと、ちょっと極端じゃない?(苦笑)
今まで来てくれてたつる家の常連さんはどーしたの?
主人公を取り巻く人たちは人情があるけど、お客さんの中には店主のことを心配したり協力してくれる人が一人もいなくて、江戸っ子ってそんな薄情だったっけ?って思っちゃった。
あと一生懸命努力して作り出した出汁がいとも簡単に真似されちゃったり、付け火でお店が焼けたと思ったら意外に早く復活したり。人間関係もあっという間にできあがってたし。
全体的には幅広い層から好まれるタイプのドラマになってたけど、ちょっとご都合主義な感じが嘘っぽく思えてしまいました。
それもこれもドラマという短い時間枠の中に、満載のエピソードを詰め込んで、わかりやすくまとめたからでしょうか。


でもお料理はとてもおいしそうでしたね。キャスティングも悪くないと思ったけど、原作ファンの方たちからはどうだったんでしょう?
これ、やっぱ連ドラねらってるのかな。


なんか梅ちゃん見てからどうも感覚が狂っちゃって。それに比べたら、すごくまともな人情ものだと思いました(え)。
原作はいつか読んでみたいです。