「純と愛♯5」と「プロフェッショナル仕事の流儀」

うーん、昨日はおもしろかったんだけど、今日の「純と愛」は朝から見るにはちょっと爽やかさに欠けるというか…はっきり言ってイライラしすぎて不快感。
純も、ホテルの先輩や上司も過剰に描かれすぎてて、リアリティを感じなかった。
ここから純が成長し、周りも純に感化されていく…ってなるんだろうけど、朝の15分でこれはちょっとキツイなぁ。


気になる愛の存在も風間ファンでないかぎり、今のところはちょっと気味の悪いストーカーだもんね。私も特にファンではないので、そこまで引っ張られない。
でもその過剰さが遊川脚本ってことなんでしょうか。


録画してあったNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」の遊川さんの回をやっと見ました。
ドラマの世界はよく知らないけど、撮影現場に足繁くやってくる脚本家って、プロデューサーとか役者はやりにくいんだろうなぁと。まぁ書いてる人の演技指導が一番台本には沿ってるとは思うけど、おもしろいドラマって、本だけ良ければいいってことではないんだろうから。
でも何かを生み出す仕事って本当に大変だと実感。生みの苦しみが伝わってきました。あとご自身の生い立ちが作品に影響していることも。
常に孤独を意識している人という感じ。
違う立場だけど演じる方の大変さも実感したよ。ヒロイン純は「夢はおじいの魔法の国を作ること」という正義感に燃えたちょっと現実離れしてるキャラクター。これになりきるのは相当難しいと思うもん。


で、実はワタクシ、話題になった「家政婦のミタ」も「女王の教室も」好きじゃないんですよね。どちらも極端で過激な設定すぎて。描きたいものはそれじゃないのは理解できるけど、本質に行きつく前に挫折しちゃうの。

純と愛」も今を抜ければ見やすくなるんだろうなーと安易に考えていたんだけどなんのなんの。「プロフェッショナル〜」で撮影風景を見る限り、まだまだ重苦しさが続きそう。てか最後までこのテンションかも。
だとしたらさすが遊川さん。わざわざ朝ドラ仕様になんてしてくれないのね。


でもこのままじゃワタクシまた挫折しそうなので、もう少し爽やかさをプラスしていただきたい。なんてこの番組を見ながら思ったのでした。