これってケンカ売ってます? 

今期の朝ドラ『純と愛』は、巷の意見もどうやら賛否両論のよう。
私自身も期待しながら見てきたものの、イラッときてモヤモヤするのもいい加減うんざりだし、不快な気分を我慢してまで視聴することもないからこの辺でリタイアかなと思ってる。今後の展開は気になるけど、このテイストが苦手なのだ。二人の成長や愛情を描くにしても、使うカードが見ていて辛いのだ。

でもこのドラマで一番腹立たしいのは、おもしろいと言ってる人たちの中でも一部の人たちの立ち位置。
まるでこのドラマの良さがわかる自分たちは高尚なのだ、あるいは優れた感性の持ち主なのだと言わんばかり。


ドラマが面白いかそうでないかはあくまでも視聴者が決めること。そこには様々な意見があるのは当たり前。
なのに面白いと言ってる人たちの中には視聴者側ではなく、まるで制作者側のような目線で解説してる人がいてすごい違和感。
なんだか上から目線で、面白くないと言う人を「これが理解できないなんてねぇ」と見下げているように感じる。
君たちはいったい何様なのだ。
「そんなところで怒ってちゃ脚本家の思うつぼだよ。浅いなぁ」って、なにそれ。
言っとくけど怒って視聴者が離れて行ったら作り手は負けなのだ。
先にどんな感動する場面が待っていようとも、そこにたどり着く前にリタイアされたらお終いなのだ。


面白いドラマに出会って、感動して、分析して、仲間と盛り上がるのは楽しいよ。だけど反対意見に対して上から目線で見下すのはやめて。不愉快だから。
もちろんこのドラマにかぎっての事ではないけれど、『純と愛』には特に感じるんだよね。
脚本家をリスペクトするのもいいけれど、感性は人それぞれ。
自分たちがさも特別な存在のように上から意見するのはやめてよね!