前向きに 


先日久しぶりに再会した、あの明るくて楽しい後輩。あの日彼女の近況について少しだけ話を聞いた。


彼女は数年前に離婚して、今はお子さんと2人で暮らしているそうだ。そしてそのお子さんには生まれつきハンディキャップがあるという。今は普通の学校(彼女の表現です)に通えているけれど、それも毎年学校と話し合いつつ決めていってるという話。

それをサラッと何気なく、昔と変わらぬ笑顔で話してくれたけど、きっと大変な苦労があるんだろうなぁ。なのにあんなに明るくて、周りを笑わせることができるなんて、心から尊敬する。

あとでもらったメールに「私久々に同じ空気を吸えた気分でした」とあり、バカな冗談ばかりの中で、彼女が心から笑ってくれたことが、そして私も心から笑えたことが嬉しかった。


誰にだって置かれている立場は違っても、大なり小なり悩みや問題があると思う。先日会った昔の仲間の中には、今も独身の人もいた(独身組みはさすがにキレイだったなぁ)。離婚も含め、独身の人の悩み、結婚しているけれどお子さんのいない人の悩み、お子さんがいるがゆえの悩み。
それぞれどれが軽くて、どれが重いというわけでもない。

ただ一つ言えるのは、それぞれが自分の立場以外の悩みについては、想像はできるんだけれど本当の大変さとか苦しさは同じ立場の人にしかわからないってこと。だから違う立場の人がわかったように意見するのはちょっと違う気がする。

そんな当たり前のことを改めて考えたりしました。



私自身もしばらく逃げてた問題から向き合わなくてはいけない季節がやって来た。この時期に彼女(後輩)との再会はとても意義があったと思う。私も前向きに頑張らなきゃなぁと思わせてもらった。
そうはいってもまだまだ逃げ腰なのですけれど。