喝っ!


今日は長女が大学の例の課題(この期に及んでまだやってる・呆)のために、今度は友人と関西に行きました。で、夕べ行き方とか電車の時間なんかを調べていたんだけど、近鉄は初めて利用するのでわからないことがあったらしく、鉄道にちょっとばかり詳しい夫に聞いたところ…。


元々調べたり出かけたりするのが大好きな夫はサッサとネットで調べ始め、「そんな細かいところまでいいよ」という娘を右から左へ流し、プリントアウトしたり、アンダーラインを引いたりして30分後にはしっかりファイリンgoo!までされていた!

その夫に か〜〜っつっ!!(喝)

まったくもう!企画書じゃないんだから。そんなに至れり尽くせりしたら、何も出来ない人間ができあがるでしょ!わからなくなったら迷ったらいいの、一人じゃないんだから。時間もいっぱいあるし、自分たちであーだこーだ言いながら行くことが大事なんでしょ。
娘が笑いながら「だいたいこのファイル、大きすぎてバッグに入んないし…」って。やれやれ。


最近特に思うんだけど、面倒な方法もちゃんと理解し、それも出来た上で大人が便利なものを使うのはいいと思うんだけど、子供が何でもかんでも一足飛びに便利なモノを使っちゃうのはいかがなものなんだろう。
前に生協の注文書で、靴紐が簡単に結べるスニーカーというモノを見つけて、そりゃあ確かに便利だろうけれど、解けないようにするにはどうしたらいいんだろう?と考えることとか、紐を結んだりする細かい作業自体が子供にとって良いことなんじゃないの〜?と思ったことがありました。何でも便利になりすぎたら、人間もどんどん退化していっちゃいそうな気がする。現に携帯電話の普及で、人の電話番号を暗記することが出来なくなってるらしいしね。そういえば短縮ダイヤルも何もない昔は、当たり前にみんな覚えていたものね。今じゃ年齢も手伝って、覚えろと言われても全然覚えられないのが現実ですけれど(悲)。