もはや音楽というより脳トレ?


先回、次のレッスンまでには練習するぞ!と誓った“りこーだー”ですが、案の定大した練習もせずにその日を迎えてしまいました。所詮私の誓いなンぞ、こんなもんです(開き直り)。
「コツコツ努力する」という事が根っから苦手らしい…。


とはいっても全然練習しなかったわけではありませんぞ。時々は次女が“そぷらの”パートを担当してくれて、それに合わせて“あると”の練習をしたこたぁしたんですけどね。これが自分でもイライラするくらいのモノ覚えの悪さ!
それに引き換え、教えてもらったわけでもないのに音だけを頼りに、初めての“ばろっく式そぷらのりこーだー”を演奏する次女。
若さってすばらしいわね!(果たして本当にそれだけだろうか…)


小学校中学年程度の練習曲も春の曲だったため、ちゃんと仕上がらないまま、桜の花と共にレッスン終了となりました。指導してくださった先生にはちょっと申し訳ない出来だったかも。

でもね、いくらやさしい曲とはいえ、最初からヘ長調ト長調の2曲を課題にもってくるというのは正直どうかと思うのよ。私たち、めっきり物覚えも悪くなった素人主婦を甘く見すぎているのではないかしら?(威張るな)できたら最初はハ長調の曲でしっかり基本の指使いを覚えてから、♯だの♭だのに行ってほしかったなぁ…って今さら遅いけど。
いや、先生もまさかここまでだとは思わなかったに違いない。



そして次の課題は「ハ長調ヘ長調ト長調変ロ長調の音階をしっかりソラで吹けるようにしてくる」こと。
えーと…


変ロ長調ッテナンデスカ?



たとえ絶対音感などなくても、小さな頃から音楽や楽器にふれていると、ちゃんと何の音か聴き取れるんですよねぇ。小さな頃からピアノを習っていた娘たちは、どの音で始まった音階で、何の音が♯や♭なのかをちゃんと聴きわけることができるんですけど、悲しいことに私にゃできません。
ドで始まろうが、ファで始まろうが、ソで始まろうが、はたまたシの♭で始まろうが、音階になっていれば全部ドレミに聞こえる私です(きっぱり)。


でも指と頭を使うのはかなりの脳トレになるし、何といってもやっぱり楽器を演奏するというのは楽しい。これに尽きます。
娘たちが学校で使っていたものより、ほんの少しだけグレードアップした“りこーだー”も買ったことだし、先生が言ってたように、来年のこの季節、今の練習曲を見て「去年はこんな簡単な曲をやってたんだねー」と言えるほどに上達していたら嬉しいんだけどなぁ…なんて思ったのでした。