外事警察 ♯2


陽菜の異動も住本の計算だったとは!常にそんな先の先まで考えて行動していたら、神経の休まる暇はないんだろうけど、「獲物を見つけたような顔」に表れてるように、それが住本の生き甲斐なのか、テロリストを心底憎んでいるんだろうな。それとも本当に憎んでいるのは警察なのかも。
協力者と運営者の深い絆を知って、「もしかして住本は自分の妻や娘に対してもそういうスタンスでしか接していないのではないだろうか。決して誰にも心を開くことなどない人間なのでは?」と思ってしまったよ。同じ職業だった父親が教訓になっていて、自分の苦しみを家族に味あわせたくないという思いから?とも思ったんだけど、そこまで考えるなら結婚しない気もする。でも妻が夫の嘘に気づいていたなんて意外だったわ〜。

協力者ニケが最後の仕事で死んでしまうのでは…とちょっとハラハラしちゃったよぅ。良かった無事で。
あと愛子の献身的な介護には、そういう理由があったのかと、ちょっと気持ちがラクに。そうでもなかったら、住本の非情さについていけないもの(いや、既についていけてないけどさ)。そこまで人間の心理を読むことができるのは、やっぱり住本本人にも心の闇があるんだろうな。それが父親に関すること?

植物状態らしかった自分の父親に手をかけようとしている少年時代のシーンが毎回挿入されるけど、本当に手にかけてたら警察になってないか、と思い直す反面、いやいやあの住本ならやりかねん!とやっぱり思ったり。父親がそんな状態になったのは、石橋さん演じる有賀のせい?だとしたら、罪滅ぼしのために見逃すか葬るとかもありえそうな…(勘ぐりすぎ?)。

折しも最近物議をかもしている官房機密費。公にはできない事情(情報収集のためにはお金がかかるとかなんとか…)を現実で聞いてもなんだかピンと来ない。この世の中にはスパイが本当にいるんだということに、全然実感がわかない私は、平和に暮らしているってことだよねぇ。