続行かリタイアか


■八日目の蝉


ほんと、いいお話なのよねぇ。
もしこれが本当の母娘だったらだけど…(こればっか)。だってそれに尽きるんだもの。
そうは言っても、皮肉にも実の母娘である久美と母親は、なかなか上手くいかないわけで。


島の人々はみんな優しくていい人で…。季和子にただならぬ訳があると気づいた後も、それでも助けようとしてくれる。言い換えれば、それだけ季和子と薫はみんなから愛されていたんでしょう。しかし!季和子のしたことは許されることではない。
本当に心から薫のことを大切に思っているのなら、逃げ続けたりは出来ないはず。だって1番の被害者は薫自身なんだもの。何の罪もない薫の人生を狂わせてしまったんだもの。
季和子自身のナレーション、「お母さんは躊躇いなくあなたのいる道を選ぶでしょう」に、それは違う!と思ったわ。もし自分の子どもを産む人生を選んでいれば…そしたら絶対薫を選んではいない。
この道しか経験していないからそう思うだけ。自分1人で生きていけないから薫を道連れにしているだけ。それを自分では愛情だと思い込んでいるだけ。
いくら薫が可愛くても、それは季和子のエゴでしかないんだよね。
2話の冒頭にあったけど、服役してからも自らをお母さんと呼んで薫に語りかけていたよね。それって逮捕されてからも反省はしていないということなんだろうか。


でもこのドラマ、好きなんだよねぇ。主題歌と共に流れるシーンにグッと来てしまう。そのたび、「いかんいかん。だ・け・ど・誘拐犯!」と自分に言い聞かせるのです。
次回の最終回では納得できる終り方にしていただきたいですね。





ゲゲゲの女房


評判通りおもしろ〜い!
先週から毎朝観ております。
第1週めからBSの「今週の〜」を録ってあるんだけど、まだ観てないので早く観なきゃ(でも2週目は録るの忘れた)。
いつも「めざましTV」終了後即始まる、あのおづらさんの自分語りが嫌いなので(だったら見なきゃいいんだけど、他に見たい番組もないため、気づくといつも始まってるのだ)、朝ドラが8時始まりになったのはありがたい。
毎朝観るのが楽しみ。観忘れても再放送が何度もあるしね(さすがエネーチケー)。





■臨場


原作は読んでないので、ドラマとしての感想ですけど。
part1の方もしっかり観てなかったんだけど、これはちょっと私には合いませんでした。
登場人物がみんな暑苦しいんだもの。部長の「起訴しろ」連発もうんざりだし、こういう役の高嶋弟も好きじゃない。肝心要の主役の倉石キャラもちょっと苦手。
そして事件もなぁ。前後編と知らなくて1話めを観ずに2話を観たんだけど、観た後も気づかないくらいストーリー的には独立してたみたいで全く問題なし。
でもいくら余命わずかだとしても、部下を庇って自分が殺人犯として自殺するなんて納得できん。1人残った娘はこれから一生殺人犯の娘として生きていかなきゃならないんだよ。警察官が犯罪者なんて、退職金だって出ないじゃない。娘はこれからどうやって生活していくの?いくらなんでも考えられないわぁ。
3話めの、自殺と思い込み、それを隠すために細工をしたっていうのもなんだかなぁ。


というわけで失礼します。ごめんよー。





■Mother


楽しみにしていたドラマなのに、今週見忘れたばかりでなく、録り忘れました。バカバカ!私のバカー!
気づいた時には半分終わってた…(葉菜さんと奈緒が話してる、あの泣けるシーンから観たの。ショック)。
なんとかネットで探したんだけど、映像は観られても無音(悲)。まぁそこは並々ならぬ想像力(妄想ともいう)でカバーして、なんとか脳内で繋げました(だから誤解してるところがあったら教えてくださいませ)。
やっぱこのドラマいいわぁ。でもこれから広がっていきそうな次女のエピソードが好みじゃないんだなー。
あとあの雑誌記者。どうしてそこまで興味があるのか。いくら怜南が消えた日に奈緒もいなくなったからといって、普通は2つを結び付けないよね。
この辺もこれから展開していくんだろうけれど。
一番疑問なのは産みの母と育ての母の関係。どうやって2人は知り合ったんだろう?
奈緒が母から捨てられた日のことをあんなに鮮明に覚えているのならば、調べれば身元もわかりそうな…。
なんにしても葉菜さんは成人した奈緒を知っていたものね。

新聞の記事が、継美のことだと察した葉菜さんは、今後2人の力になろうとするんだろうか。
そして最後は産みの母として名乗ることができるのだろうか。もしそうなら、奈緒はそれを受け入れることができるのだろうか。


来週も楽しみです。




■三代目明智小五郎


これはこちらでは放送されてないんだよね。
深夜食堂といい、観たいのはいつもやらないの(プン)。
Motherをさがしてる時にネットで観たんだけど、これが結構おもしろかったんだよねぇ。
こういうバカバカしさは大好きさ。
こっちでも放送してくれないかなぁ。