Mother ♯7

いつも“のんびりダラダラ”してるのに、水曜日のこの時間はちゃっちゃと家事を済ませ、ベランダにゴミ出しもして、お風呂にも入り、準備万端で(やればできるじゃん!)ドキドキワクワクしながらテレビに噛り付いております。



今日はまたダークな回だったなぁ。

食事中に継美と楽しそうにしてた「しりとり」の、葉菜の答え「北まくら」にギョッとしたんだけど、「うすのろ」「裏街道」と続き、ますます驚いた。そしてこれが告白の前振りだったんだね。

葉菜はやっぱり服役していた。それを淡々と語る葉菜は、いつものうっかりさんとはまったく違う顔でした。いつも通り静かで控えめなのに、それは別人のよう…。

15年の刑期といえば殺人だろうけど、それ以上詳しいことは語られなかった。今後語る時がくるのかなぁ。それとも葉菜が亡くなった後で、奈緒が知ることになるんだろうか。

なんにしても奈緒はショックだよね。そんな理由なんて考えたこともなかっただろうし、ましてや地味でちょっとオドオドしてるうっかりさんからは想像もできないもの。



そして継美の戸籍の話。「あなたの二度めの犯罪になるわ」がとても重い言葉でした。

もし違法に戸籍を手に入れれば、継美にも更に重いものを背負わせることになる。「どうする?」という葉菜の言葉に、奈緒はどうするんでしょう。

この誘拐に関しては、仁美には虐待していたという負い目もあり、事件にならずに済むかも。穏便に事が進めば、怜南として正式に奈緒の養女にできるかもしれない。でも問題は死んだことになってる怜南をどこから生還させるかってことよね。いきなり室蘭から東京にワープできるわけもなく、それまでどうやって生活していたかが問題になる。死んだはずの少女が、実は生きていたとなれば、それこそ警察どころかワイドショーの恰好の餌食にされそう。

でも一番良いのは、継美から怜南に戻って生きることだもんね。やはりそうあるべきだと思う。かといって仁美が母親でいいかというと、そうは思わないけれど。



奈緒の養子離縁届けはまだ提出されてなかったようで、ちょっとホッとした。そんなに簡単に縁は切れないものね。でもどうも私は次女の芽衣が好きになれないんだなぁ。いくら「ああ見えてうちで一番気が弱くて泣き虫で…」って言われても、全然見えないんだもの。ところで芽衣は結局手術したのかしなかったのか、そこがわかってない私。どちらにも取れる描き方だったけど、いったいどっちなんですか?(誰に聞いてる)



そして葉菜が入りたいと望んでいる生命保険。担当医に何をお願いしたんでしょう。まさか嘘の診断書を書いてほしいなんてことはないよね?

戸籍といい、生命保険といい、しりとりじゃないけど、何だかどんどん裏街道に向かっているようで、居心地が悪いです。

どうか、どうか、みんな表街道を大手を振って歩ける結末でありますように。