刑事ものばっかだよね!


今クールの「CONTROL」「LADY」「ホンボシ」は完全にカブッておりますなぁ。その中ではキャスト的に一番地味な「ホンボシ」が一番おもしろかったよ。残念ながら「LADY」は積録しそう。



■「ホンボシ」♯1
「CONTROL」と全く同じ分析をしても、それを使うシーンや断定することで説得力があったし、なんといってもちゃんと心理捜査として成り立ってたと思う。
でもやっぱり警察内部では反感買ってるんだよね、心理捜査とかプロファイリングって。
実際にもそうなのかなぁ。事件を解決するためには目の敵になんてしないで、進んで協力しろよ!と突っ込みたくなるのは、どのドラマも同じだわ。
このドラマは後の2つと違って、特別捜査支援班も捜査権や逮捕権を持ってることが、ストーリー展開をスムーズにしてる気がします。



■「CONTROL」♯3
うーん。やっぱりこの脚本、好きになれないなぁ。
子どもがやったことなら、何も死んじゃう設定にしなくても…と思ったらどんでん返しがありました。
しかーし!それもなんだかなぁ。
とにかく関わった皆が皆勝手すぎる。いくらなんでも警備員の視力の件は偶然過ぎるような。
それに女子生徒から事情を聞くときは一人ずつ聞くよね、ふつう。一緒に聞いたりしたら、絶対力関係が影響するに決まってるし。
それ以上に納得できないのは担任です。不倫はともかく、恋人が階段から落ちたらあわてて救急車呼ぶでしょ。喧嘩して突き飛ばしたとはいえ、殺意があったわけじゃないんだからさぁ(それとも故意だったの?)。生徒に目撃されたと思って気が動転したから、あのまま帰っちゃったってこと?
もう教師の前に人間として終わってます。
それにしても南雲センセが捜査で役立つのはいつなんでしょうねぇ。



■「フェイク」♯4
ただただ小林君がかわいそうでした(涙)。
今回も結構おもしろかったし、このドラマ、私は好き。
いっそ贋作にとらわれず、美術品が関わる事件を右が協力して解決する話でいいのに。そしたらもっと間口が広くなっておもしろそう。
って、それじゃあ「フェイク」じゃないけどさ。