およばれ


結婚式とかパーティーじゃないわよ。
階下の義父母からお茶を飲みにいらっしゃいって誘われるの。
4月から新生活が始まり、日中2階の住人は私一人。
私としてはやっと自分の時間が満喫できるわ〜♪なんだけど、義父母は待ってました!とばかりにお茶に誘ってくださるのさ。
昨日もインターホンで「焼き芋焼けたから食べない?」と言われたので「ありがとうございます。いただきます(基本くださるというものはたとえいらなくても断らないことにしている)」と下に降りて行ったらあなた、お茶をいれ始めましたよ(え)。
もしかしてここで食べていけってこと?もらって帰ろうと思ったのに。
別に用事があるわけでもなかったので、大してお腹も減ってなかったけど食べてきましたさ(太るって)。


私は元々おしゃべり好き。昔取った杵柄…じゃないけど、人と話すのは苦手じゃない。特にお年寄りは得意な分野(分野て)。
ということで一緒にお茶してても苦にはならないんだけど、せっかく持てた自分の時間が潰れるのがちょっとね。だって1日置きくらいに誘われてる気がするもん。
って言うと嫁としてとても好かれているように聞こえるけどそうではない。
義母はいわゆるガラスのハートでいらっしゃるので、とても傷つきやすい。だからあまり他人とは付き合わない。つまり心を許せる友達がいないのだ。そんなわけで嫁といえども一応身内の私とでも話ができればいいらしい。私も結構ハッキリ言わせてもらうけど、何といっても立場は嫁。義母が傷つくとわかっていることは絶対言わないものね。
でも不満と愚痴ばかりの話って、聞いてるだけで元気を吸い取っていくわね。ま、いつも右から左へ聞き流してるけど。
そして年齢的に仕方がないんだけど、同じ話ばかりなのも閉口するわ。ま、これも右から左(以下省略)。


そして夕方。いつもならお隣のポストに入れるだけの回覧板だけど、ちょっとしたわけがあって直接お渡しすることに。
しばらく留守をされていたお隣の奥さんは実家の母と同年代。久しぶりにお会いしてちょっとした世間話をしていたら、いつの間にかお孫さんの成人式の写真を見せていただくことになっていたわ。
「まぁ、すてき!キレイで可愛らしいお孫さんですねぇ」と言いながら、なんでこんなことになったんだろう?と自分で自分がおかしかったわ。
お隣と仲良くするのは必要だと思うし、それはそれでよかったんだけど、義母がお隣とは決して仲が良いわけじゃないってところが少々問題かも。
ま、いいか!私は私だしね。


今日こそはゆっくりしたいので、どうかお声がかかりませんように。