純と愛

リタイヤしようかと思っていたんだけど、結局見ているんですよねぇ(え)。


遊川さんの脚本て私の苦手とする表現が使われることが多いんですね。
たとえば『女王の教室』では小学校の生徒をトイレに行かせなかったり、『家政婦のミタ』ではお仏壇を燃やしちゃったり。こういう人権や尊厳を踏みにじるような表現が、私はとても苦手です。
もちろんテーマ自体がそこにあるなら、それも納得できる。だけど「愛」を描くのなら別にいくらでも表現方法はあるはずで、だからあえてそれを選ぶ脚本があまり好きではないんです。


この『純と愛』も朝から見るには辛いシーンが多かったんだけど、二人がやっと寄り添うことができたし、土曜日は大変楽しく視聴しました。
といってもこれからも苦手なシーンが出てくるに違いないけど。
ヤフーの感想を読んでると、☆1の意見に頷いちゃうこともあるんだけど、多く意見に反して私は純が結構好き。夏菜の演技についてもウザいのは演出だろうし、私はなんの違和感もないけどな。
愛役の風間くんにおいては今さら語る必要もないくらい、良い俳優さんだしね。

カーネーション』の時につくづく思ったんだけど、良いドラマというのは演じる人も輝かせるってこと。今までお大根だと思ってたタレントさんさえ光ってた。ということは逆に自分がおもしろいと思えないドラマは、演じる人もお大根に見せてしまうと思うんだよね。


まぁそんなわけで苦手なシーンはながら見でやり過ごし、今後に期待しつつ見守ることにします。