一大事件発生!!





犬は普段から吐いたりすることがよくあります。ところが今日は早朝から吐き始め、いつも通り元気いっぱいではあるんだけど、しばらくするとまた吐くの繰り返し。それも少量の胃液のようなもの。

ちょっと!これはいつもと違うよー(心配)。
実は昨日の夕方のこと。何か食べてるのを見つけた娘が急いで口の中を開けようしたんだけど激しく抵抗され、私も応戦。娘曰く、ダイニングチェアーの足に貼ってある傷防止のフエルトらしかったと。どうもそれを自分で引き剥がして食べたみたい。娘と二人で口を開けて取り出そうとしたんだけど、わんこの方も取られてはなるかと口を開けないし、本気で噛みついてくるし、ようやく押さえ込んで見たときは口の中にはもう見当たらず…。
今思えば、この時すぐに病院に連れて行けばよかったんだけど、うちのほのは何でもかんでも食べちゃう犬で、床や家具をかじったり、プラスチック製のファスナーの引っ張るところを少しだけ噛み切って食べちゃったり、自分のベッドの中の綿を食べちゃったり。
でもいつも後で排泄されてたので、今回もそうだろうなんて考えていたんですよねぇ。


とりあえず慌ててかかりつけの動物病院へ連れて行ったら、「それは大変!もし腸で詰まったりしたら命にかかわります」と想像以上の大ごとに発展。
残念ながらフエルトはレントゲンでも写らないそうで、「胃にあるかもしれないから、まずは吐かせてみよう」となったんだけど、現物だけ吐かせるのは難しいので、フードを食べさせてから食べ物と一緒に吐かせることになりました。
ところが興奮して全然食べないので、注射で食欲を増して食べさせることに。でも怖がって暴れるものだから注射が上手くいかず、あちこち血が滲んでるし、打ったら今度は薬でフラフラだし、もう見てるのもかわいそうでつらかった(涙)。
やっと食べたら即吐かせる注射。もうかわいそう過ぎる〜!
そんな思いまでして頑張ったのに、嘔吐物の中にはそれらしきものはなし(がっくり)。


次の手として今度はバリウム
飲ませてから5時間後にレントゲンで写してみて、バリウムがどんな風に流れているかを調べることになりました。
というわけで夕方また病院です。
もしバリウムが腸から流れていないようなら、そこで詰まってる可能性が高く、そのままだと命にかかわるんだそうで…(涙)。その時は開腹手術になるそうです。
がーーーん!!!
家に戻ってから、昨日あの後椅子から剥がして捨てたフエルトをゴミ箱から探し出し、数えてみたんだけどやっぱり1枚足りないの。あぁー。
「よかったーっ!!!ちゃんと16枚あるじゃん!」っていうのがうちのおバカ家族のいつものパターンなのに、なぜ今日に限って15枚しかないんだろう…。
そんなわけで落ち込んでます。
でも本犬はいたって元気です。それがまた悲しい〜。
わ〜ん!ほのぉ〜!





【追記】


そして再び病院へ行ってきました。
さっそくレントゲンを撮ってもらったところ、フエルトらしきものは確認できなかったんだけど胃にはもうないことが判明。腸に流れたらしい。もし詰まっていると嘔吐しっぱなしになるはずなので、上手くいけばンコと一緒に排泄されるかもしれないとのこと。でもまだ詰まる可能性も2割くらいはあるということなので、明日の早朝*1もう一度レントゲンで見てもらうことになりました。


もう心配で生きた心地がしなかったんだけど、とりあえず8割がたは大丈夫そうなので、少しだけホッ。このまま出てくれるのを祈ってます。


教訓として、

  • ほのが興味を示したものは片付ける。
  • マズイものを食べていたらムリヤリ取り上げようとせず、おやつと交換する。
  • もし食べてしまったようなら、すぐ病院へ行く。

気をつけます(反省)。

まだ娘たちが小さかった頃は、病気になったりケガをするたびこんな気持ちになったことを思い出しました。ほのはうちに来てまだ8ヶ月なのに、こんなに大事な家族になっていたんだなぁとしみじみ。


どうかどうか、無事に出てきますように!

*1:ホントは明日は休診日。先生ありがとう・涙