この気持ちを何処へ持っていけばいいのか


そして京都に行った一番の目的。
肝心のお話はというと…。


ありがたいことに、まったく問題なしでした(ホ)。
まぁ、実際にはその時になってみないとわからないけれど、とりあえず気持ちは聞けたし、めでたしめでたし。
といきたいところなんだけど。
実はこの方、とある団体に二つほど属しておられまして。
そのどちらも私は好きではない。

この日も前日から「展覧会があるから一緒に行こう」と誘われていて、夫はハプスブルグ家の方が行きたいなんて言ってたけど、ご本人が行きたいのならと付き合ったわけです。
結構な人だかりだったので適当に見ていたんだけど、なんとその中にとある団体の主催者の紹介が…。
はぁ、そういうことでしたか。なるほどねぇ。どうりで行きたいと言ってたわりにはそんなに熱心に見てなかったはずだわ。自分が見たいというより、連れて行くのが目的なのかも(ほんとは何度目?)。
しかしご本人はそんなことおくびにも出しゃしない。
なんだかなぁ。


前にも同じようなことがあったっけ。あれはもう一つの団体の方だったけど。
その時も先方さんのお誕生日が近かったので、こちらに用事で出てきたついでに食事をご馳走したんだけど、その用事という講演会に一緒に行こうと誘われたんだよね。
別に用もなかったから、では一緒に行こうかなーなんてことになり、会場についたらなんと例の団体だったという…。
その時はせっかく遠くまでやってきたものの、「悪いけど参加はできない」と言って帰って来ちゃったんだけど、その時「どうしてちゃんと言ってくれなかったの?」と言ったら、「だって言ったら来ないでしょ?」って。

そりゃあ行かなかったけどさ。でもそれってフェアじゃないよね。嘘はついてないとしても、そういう騙し討ちのようなやり方は好きじゃない。そういうことをしても気が咎めないという神経がすでに普通じゃない気がする。
それにそういうことをされると、ますますその団体に対して嫌悪感が増すのに、なぜそれがわからないんだろう。


昔の同級生から十数年ぶりに電話がかかってきて、嬉しくて懐かしくて盛り上がっていたら、最後に選挙のお願いをされた(あるいは宗kyoの勧誘だった)みたいなそんな感じ。
あの何とも言えない脱力感というか憤りというか。
心の中の純粋な気持ちを利用されたような不快感。


その時は例の件で波風も立たずにすんでホッとしてたこともあって、「またか」程度だったのに、時間が経てば経つほど腹立たしい気持ちになってきた。
せっかくのおいしい食事の思い出すら薄れていくような…。