「アデル  ファラオと復活の秘薬」

娘たちが「告白」を見るというので、夫と私は「アデル」*1を見ることにしました。


テレビでバンバンCM中だけど、女性版インディージョーンズって感じの冒険活劇かと思って見ると、痛い目に合うかも…。
確かにあの場面はワクワクしたけど、全体的にはコメディ色が強く(それも結構なバカバカしさ)、フランス的コメディなのか、そのセンスは限りなくB級に近いです。
どうでもいい登場人物が多いし、ブラックな笑いはいただけないし、無駄に人が死んじゃったりして。


でもヒロイン役のルイーズ・ブルゴワン(初めて見た)はアデルをとっても魅力的に演じてました。キュートでサバサバしてて男前。あと蘇ったミイラも可愛かったなー。
原作がコミックだからか、もう何でもありの荒唐無稽な展開。でも何度もクスクス笑っちゃったけど。
ラストが「絶対続くよ」っていう終わり方だったので、原作同様シリーズ化する気満々なんでしょうね。逆にこれでシリーズにならなかったら、「いったいあの振りは何だった?」となってしまうわ。
でももっともっとおもしろくできるはずなので、第二弾があれば今度こそインディージョーンズばりにおもしろくしてください。期待してます。


そうそう、エンドロールの途中でおまけがあるので、席を立つのはそれからに。
でもそのおまけは「だから何なの?」っていう内容ですが。


キャッチコピーの「タフでキュートなニューヒロイン」は納得だけど、「この夏を最高に熱くする」かどうかは…もにょもにょ…。
これだけ言っとけば、これから見る方も、結構面白く見られるかもー(え)。