SPEC 戊の回、己の回


戊の回は悲しいお話だった。
以前の当麻はあんなに女の子らしかったんだね(涙)。
しかし、手首じゃなくて手錠を切ればすむことなのに、ニノマエって少年はいったい…。


お約束っちゃーお約束だけど、あの状況での里中に犯人の名前を聞いたら、殺してくださいと言ってるようなものだよね。
案の定、名前を言う前に撃たれてしまいました。
なのに家族にさえ死の真相を教えない公安って…。思わず“ドラマ外事警察”を思い出したけど、SPECの方は遺族の悲しみが割とあっさり描かれていたので、憤りは感じても重苦しさはあまり感じなくてすみました。
そして海野医師のあのデコ!相手が小さな子どもだったから、読み取るよりも植えつけかなぁとは思っていたけど、自分で病を処方してそれを治していたとは。
海野が手の怪我を治してもらったというのはホントなのかしら。しかし何で鼻の穴?(笑)
おでこだったり鼻の穴に指だったり、SPECといってもその方法はいろいろで、カッコイイとは限らないのね。
あの怪しいおじいちゃんとおばあちゃんも、瞬間で老けるSPECの持ち主なんだろうか(違)。


当麻たちが見つけ出したSPECホルダーのリストに、「堤幸彦・出血する能力・大赤字」とあって笑った。
他にも脚本の西荻さんとかあったから、スタッフがたくさん入ってるのかも。
そして本当に病を治すSPECの持ち主はいるんでしょうか。もしかして「そんなのいるわけない」って言っていた当麻の元カレ、地居(城田くん)こそがその人だったりして(意外なところでCBCのオヤジさんだったら面白いのに…by長女)。
公式サイトの当麻のプロフィールに、前はなかった「左手(手首から先)を失っている」と書き足されているのが痛々しい。
でも最後に当麻が三角巾を取ると、ちゃーんとそこには手首がある、そんな気がするなぁ。