どっぷり


この前☆コメにて、toboeさん(id:toboeid:toboe)から貫井さんの『乱反射』が面白いと教えてもらったので、さっそく書店に行ったんだけど(積読消化はどーした)残念ながら置いてありませんでした…。
こういう時って、買う気満々だっただけにガッカリ。しかたがないのでそれはネットで買うことにして、平積みされてる文庫を見ていたら、辻村深月さんのぶっとい本がズラーッと並んでいるのが目にとまりました。
いつもおジャマしているダイアラーさんのところでも評判の良い作家さん。この機会に読んでみようかなぁと買っちゃった(おぃおぃ積…以下略)。

作品同士が少しずつリンクしていると聞いていたので、デビュー作は置いといて(なぜ?)まずはこちらを。大雑把と言われるO型だけど、こういうのは順番に読んでいきたいタイプなの。



子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)


爽やかな青春ミステリーだと勝手にイメージしていただけに、全然違ってビックリ。
殺害シーンはリアルで残酷だし、登場人物の生い立ちも重くて暗くて救われない。トリックはありがちなものの複合形という感じは否めなかったけど、この分厚い本を一気読みしたくなる魅力は評判通り。先が気になるのと思い出すと恐ろしいのとで、深夜ゾワゾワしてなかなか寝つけなかった。

で、翌日。後編を読み切る前に他の作品も一気に買ってしまったよ。だって、だって、秋先生がなんて囁いたのか超気になるんだもん(そこ?)。
あと次女の運転の練習がてら近所のDVDレンタルショップへ行ったら『名探偵モンク』がやっと(それもシーズン1)出てたので、つい嬉しくて借りちゃった。
家事もそこそこにどっぷり浸る予定でございます。