すてきなんだけど… 

先週、義父の付添いで病院に行った時のこと。


待合室のソファで名前が呼ばれるのを待っていたんだけど、そこへ入って来た女性の患者さん。ファッションがとても私好みで、つい目を魅かれました。
少し透けた生地が涼しげな茶系のマーブル模様のチュニックに、細めの白い七分丈パンツ。そして同じく白の高めヒールのサンダル。
その雰囲気から40代くらいだろうと勝手に思い込んでいたんだけど、振り返ったその人はどう見ても60歳くらいな感じ。
いやいや、近くで見たらもっといってる…肌の感じから60代後半?もしかして更に大台か?
なのに下した前髪といい、オレンジ系のチークが目立つメイクといい、どう見ても若すぎる…。あぁ、でもこれって陥りがち。
「昔と変わらないスタイルの良さ」がきっとご自慢なんだろうなぁと勝手に想像したけど、実際はファッションとのギャップが返ってその人を老けて見せていた。



その一週間前のこと、やはり同じ病院で正反対の女性を見たんです。
その人も60代後半から70歳くらいのよう。黒とグレーでまとめたすっきりしたファッションといい、高すぎないヒール、でも年配っぽくないサンダルといい、とても上品。背筋をシャンと伸ばして座ってらして、きちんとメイクされた顔だちも綺麗で若々しい。「あんな風に年を重ねていけたらステキだなぁ」と同性ながら惚れ惚れしたばかりだった。



対照的な見知らぬお二人を勝手に教訓にさせてもらったけど、私の場合まずは痩せないとね(こればっか)。
それほど食べていないはずなのに(これがそもそもの思い込み?)、いや昔に比べればほんとに食べてないんだけど、どんどん太っていくんだよね。これも女性ホルモンが減少してるせいかしら。
この暑い中運動するのもイヤだし、そうなると食べるのを控えるしかない。でも食べずに体重減らすとシワシワになりそう。いや、そこまで食べずにいられやしないんだけども…。


自分の年齢に合ったオシャレって大切だけど、これがなかなか難しいものなのねぇと、しみじみ思った日でありました。