「あまちゃん」〜♯132


今週は(も?)怒涛の展開で、毎回15分とは思えない情報量!\('jjj')/


映画「潮騒のメモリー」は無事クランクアップしたものの、鈴鹿さんから改めて「女優に向いてない」と言われたアキ。
理由は語られなかったけど、正直で裏表がないアキには、上手に嘘をつかねばならない女優は向いてないということかな。
でも「今日本で天野アキをやらせたら、あんたの右に出る者はいません。だから続けなさい。それも才能」と言ってもらえた。
天野アキそのものが良い。
それってアイドルとしては最高の褒め言葉ってことなんでしょうか。
この辺りの解釈は難しい。


そして今週一番の見どころは、春子、太巻、鈴鹿さんの積年の想いが氷解するシーン。
スタジオの鈴鹿さんに気がついた春子の表情が印象的でした。
本当は自分が歌っているんだって鈴鹿さんに知ってもらいたい気持ちはずっとあったと思う。でも今にも泣きそうな春子の表情を見たら、知ってほしい気持ち以上に鈴鹿さんを傷つけたくないという気持ちの方が強かったんだろうなぁって。
だって鈴鹿さんは勝手に歌を差し替えられただけで、言わば被害者。何も悪くはないんだもの。
それでも春子に謝罪したのは鈴鹿さんの優しさだよね。
そして太巻さんの「申し訳ない…春ちゃん
この「春ちゃん」に泣ける泣ける(涙)。
本当に良かったね春子さん。


壊れてしまったものが二十数年経って修復し、再生する。
そこには運命のようにアキがいる。これも逆回転のなせる技?


「いつからですか?」の問いかけに、「ずーっと前のような気もするし…今のような気もするし…」という鈴鹿さん。
この辺りもいろんな解釈ができるんだけど、公式サイトに薬師丸さんのコメントが紹介されてました。


ひろ美も長年にわたって声にはしない心の奥底に抱えていた一抹の不安や疑心があったと思います。太巻さんの口からその時の当事者が集まる中で真実が告げられた時、ようやく肩の荷が降り自分自身との決着がついた瞬間だったように感じました。


一抹の不安や疑心であって確信ではなかった。
スタジオで春子の歌う「潮騒のメモリー」を聴いた瞬間、すべてを悟ったんじゃないかなと。
まぁそんな細かいことなどどうでもよく、視聴者それぞれの女優鈴鹿ひろ美をイメージして納得すればいいんでしょうね。


そしていよいよその日がやってきます。
ナレーションが春子さんに交代されるとは考えもしなかった。
それだけでなんかぞわぞわします。
ユイちゃんはきっと無事だと信じてるけど、今回も東京に行けないと思うと不憫すぎる。
どうか北三陸のみんなが無事でありますように。
夏ばっぱ、家で寝てたことが幸いしますように。